サルビアの会4月患者会(その4)

 ポスターを見て来た人以外にIMさんが初めて参加しました。

 MYさんと胃がんを克服したUDさんががんサロンのサポーターをしている緩和ケア病棟をインターネットで見つけて連絡を取り、ここを紹介されてきたと言います。

「私の父が胃がんで亡くなって、明日が四十九日なんです。私は20年間介護を続けて来ました。最初の8年が認知症の祖母の介護でした」

「そのあとの12年は、事故で高次脳機能障害を起こした母の介護でした。母の介護は父と一緒にしてきました。ところが2年前、その父が胃がんと診断されたんです」

「私はどうしようか迷いましたが、その病院にはがんの告知をしたあと、精神的なフォローアップをしてくれる体制がないことを知ったんです」

「そうすると、父が悩んでどうなるか分からなかったので、告知をしないことにしました」

「告知をしないということはがんの治療をしないということですから、父はそのまま病院には行かず、好きな畑仕事を続けることにしたんです」

「これには、近藤先生の有名な本を読んだことも影響しています。でも、その後1年間、父はまったく何の症状もなく元気そのものでした」

「でも、去年、骨に転移したんです。父は、どうもおかしいなどと言いながら、痛みをこらえていました」

「でも我慢ができなくなって、その時点でがんの告知を受け、骨の転移の手術を受けることにしたんです。ところが、化膿してしまい、再手術です。うまく行きませんでした」

「これが原因だったかどうか分かりませんが、そのとき母が脳卒中を起こしてしまったんです。私は介護離職をして二人の介護をしました」

「それでも、二人を見ることはとても不可能だったので、母には施設に入所してもらいました。運よく、特別養護老人ホームに入れたんです」

「でも、父は苦しみながら死にました」

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