サルビアの会2月患者会(その2)

 卵管がん治療後のSGさんが言います。

「私の場合は、腫瘍マーカーが下がったままで、しかもCTでもまったく変化がないんです」

「なので、先生に聞きましたよ、『放射線治療が効いて、完全に固まっているんじゃないですか?』って。先生は何も言いませんでした」

 ご主人が大腸がん手術後のKDさんが言います。

「私の主人は腫瘍マーカーが上がっているんです。今まで、副作用がほとんどないのでTS-1を飲んできました」

「ただ、それまで2週間飲んで2週間休むというふうにくりかえしてきたんですが、1月はまったく飲まなかったんです」

「そのせいかどうかわかりませんが、1月以降の腫瘍マーカーは上がる一方なんです」

「それで先生は点滴の抗がん剤をやろうと言うんです。今、主人は何でも食べられて元気そのものです」

「主人は85歳でもともと糖尿病があるんですが、それがどんどん悪くなるくらい食べられるようになっているんです」

「本当にうれしいような心配になるような複雑な気持ちですが、今はとにかく元気です」

「でも、主人は最初に点滴の抗がん剤をやった時には副作用がひどくてなにも食べられなくなりました」

「本当に死ぬかもしれないと思うくらいひどい状態になりました」

「だから、点滴の抗がん剤はやらないって先生に言ったんです。でも今、先生がその点滴をやろうと言うんですよ」

 それを聞いて私が言いました。

「まず、TS-1が効いているのかどうかを確かめるべきでしょう」

「今度2週間飲んだわけですから、効果があれば3月の採血で腫瘍マーカーが上がることはないと思います」

「もし、上がっていたら、TS-1もやめていいんじゃないでしょうか」

「以前、私のがんなんでも相談に膵臓がんの再発治療の相談に来た人がいました」

「その人は半年間苦しみながら抗がん剤点滴治療をやって、結局効果がなかったんです」

「だから、もう抗がん剤はやりたくないと思うがどうかと相談に来たんです」

「私は、あなたが本当に抗がん剤治療を受けたくないと思うなら、そうするのがいいと言いました」

「その人は喜んで帰って行きました。そして、数か月後に突然外来に来ました」

「なんと大きなキャベツを抱えて入って来たんです。これは私が無農薬でつくったキャベツだから、食べてくださいって言うんです」

「びっくりしましたが、がんというのはそういうものなんです」

「たとえ再発していても、病巣が小さいうちは何も症状はなくて元気でいられるんです」

「ただ、がんは確実に大きくなって行きます。結局、その人は半年後に亡くなりました」

「でも、 抗がん剤をやめたおかげで1年間は元気でいられたんです」

「KDさんのご主人も点滴の抗がん剤治療をする必要はないと思います。85歳という年齢を考えるとなおさらです」

「もし、TS-1が効いているなら、続ければいいでしょう」

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