サルビアの会7月患者会(その1)

 初めて参加したSZさんが言います。

「背中が痛かったので近くの医院に行ったんです」

「そして検査を受けて膵臓にしこりがあると言われました」

「結局、栃木県のがんセンターに紹介されました」

「そして3月に手術を受けましたが、動脈にがんがくい込んでいたので取ることができませんでした」

「それで抗がん剤治療が始まったんです。2回の点滴が終わりました」

「私は今66歳です。なので、抗がん剤治療をしっかり受けたいと思っているんですが、家族は違うんです」

「がんは抗がん剤では治らないから、やる必要はないって言うんです」

「私はどうしようかと悩んでいます。抗がん剤には副作用がありますからね」

「そもそも抗がん剤の副作用にはどんなものがあるんでしょうか?」

 大腸がん治療中のOMさんが言います。

「シビレと吐き気が一番でしょうかね。とくに長く続くシビレはつらいです」

「しびれるだけではなく、足もとがふらつくんです」

 SZさんが言います。

「私は吐き気はたまに出るだけです。だから食べられます」

「体力はなくなりました。そのためかふらつきます。シビレもあります」

「じつは妻のお姉さんが大腸がんで亡くなってるんです」

「それを見ているので、家族には抗がん剤治療の印象がよくないんです」

「だから、私に治療を受けさせたくないという気持ちが強いんでしょう」

 私が話しました。

「あくまでもどうするかを決めるのはSZさん自身だと思います」

「副作用が強くても、明らかな効果があれば続けようという気になりますよね」

「それに、家族の方々も効果があるということが分かれば、抗がん治療を続けることに反対はしないでしょう」

「なので、まず治療の効果がどうかを見ることが大事です」

 SZさんが言います。

「来週CTを撮ることになってます」

 私が言いました。

「じゃあ、それでがんがどうなっているかが重要です」

「もし小さくなっていなくても、大きさに変わりがないなら効果があったと判断していいと思います」

「その結果次第です。なにかあればこの会に来てみんなの意見を聞いてみればいいと思います」

(つづく)

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