サルビアの会7月患者会(その3)

 KHさんが続けて言います。

「肺に転移のある膵臓がんのおばが週1回の抗がん剤点滴を始めました」

「この間、初めてCTを撮ったそうです」

「肺も膵臓もしこりは小さくなっているそうです。抗がん剤を続けると言ってます」

 KHさんがさらに続けます。

「それに義理のお父さんが肝臓がんなんです」

「腹腔鏡で手術して来たんですが、今度のは深いところにあって取り切れなかったんだそうです」

「なので、これから放射線治療をしようかという話になっているそうです」

 ご主人が肺がん治療中のTNさんが言います。

「主人は抗がん剤の副作用で間質性肺炎になってしまいました」

「3週間前に点滴した抗がん剤が原因だろうということでした」

「もともと肺気腫があったので、肺の働きが大分落ちてしまったんです」

「それで苦しくなって近くの病院に入院させてもらいました」

「すぐに酸素吸入が必要ということになりました」

「その退院後、そのまま在宅酸素療法を続けることになったんです」

「これでがんセンターへは行く必要がなくなったと思ってます」

「市内の病院で診てもらえばいいと思います」

「友愛記念病院は地域がん支援拠点病院になっていますから、友愛記念病院へ紹介してもらおうかなって思ってます」

「緩和ケア病棟もありますからね」

 私が言いました。

「そうですね。ご主人が最後には決めることですが、いろんな選択肢があっていいと思います」

「家で最期を迎えたいって気持ちになったら、いつでも私が応援しますよ」

 TNさんが言います。

「そう言っていただけると、すごく安心できます。その時にはよろしくお願いします」

 TNさんのご主人の気持ちがどうなるかは分かりません。

 最後まで治療を続ける気持ちで行くのか、やめる気持ちになるのか。

 そしてその場合は最期を迎える場所をどうするのか。

 これから乗り越えるべき大きな山が待ち構えています。

(つづく)

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