サルビアの会4月家族会(その2)

 EMさんが言います。

「抗がん剤点滴中は、生のものは食べないようにと言われました」

「刺身だけではなく、野菜もです」

「なので抗がん剤点滴の始まる前の日には、これから食べられなくなる生のものを満足できるまで食べました」

「それで1年間の点滴をできたと思っています」

 卵巣がん治療後10年以上経つYDさんが言います。

「抗がん剤点滴ではいろんな副作用が起こりますよね」

「生ものを食べるなと私も言われました」

「突然、白血球が減ってしまいましたからね」

「白血球が減ると細菌への抵抗力が落ちてしまいますから、ばい菌がいる可能性のある生ものは食べられなくなるわけです」

「私は毎日のように白血球を増やす点滴を大学病院まで通ってましたよ」

 OSさんが言います。

「妹が白血病で亡くなりましたが、骨髄移植をやりました」

「その時には白血球がゼロに近い状態になりましたから、面会謝絶で滅菌室に入っていました」

「もちろん生ものは食べられませんでしたよ。お風呂もだめでした」

「それで状態は一時よくなっていましたから、治るのかなって思いましたがだめでした」

「本人も治ると思っていたようでした」

 水泳の池江さんのように白血病は治るがんの代表ですが、そうではない人もいるわけですね。

 EMさんが言います。

「私は1年間抗がん剤点滴をやりましたが、自分にとって一番つらかったのは脱毛でした」

「完全に抜ける前に自分から髪の毛を短く切ってもらいました」

「男性の短髪の5分刈りですよ。そうして、完全に髪の毛がなくなる前に切っていました」

「NPOのヘアサロンがあったんです。そこで5分刈りのように髪を切ってもらって乗り切りました」

 やはり抗がん剤治療で最も問題になるのは白血球減少と脱毛ですね。

(つづく)

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