サルビアの会12月家族会(その3)

 OSさんが言います。

「そうですね。体が弱っているのは分かっていることだと思います」

「今は、週に一回大学病院に通って輸血してもらっているんです」

「それだけで疲れるって言ってますからね」

「それに、帰りのお昼は夫とレストランとかで食べるらしいんですが、自分は外食のものは食べられないって言ってます」

「そういうことにも付き合う必要があるので余計に疲れるんだと思います」

 私が言いました。

「家族に対してやってあげることは大切なことです」

「そういう役割を果たすのが大切だと私も思います。それをやめろ言うのではありません」

「大事なのは、体を動かすためにはエネルギーが必要だということです」

「食べないと始まらないんです」

「食べずに体を動かすから体重が減ってしまっている」

「そして、体力が落ちている」

「そのまま続けると転んで骨を折ったりすることになる。それは最悪の事態ですよね」

 OSさんが言います。

「そうなんです。それを私も一番恐れてるんです」

 私が聞きました。

「妹さん、下痢は止まってるんですか?下痢が続いていると食べられません」

 OSさんが答えます。

「止まっているようです。でも、食べないんです」

「以前はメタボって言われるくらい肥っているほうでした」

「それでやせてしまったので、皮膚がたれっ下ってます」

「おなかの具合いが悪くなるのがこわいんでしょうか」

 私が言いました。

「じゃあ先生に頼んで、エンシュアとかの栄養剤を処方してもらえばいいんじゃないですか?」

「市販のものなら、カロリーメイトなどを買って食べるといいですよ」
 
 MYさんがすかさず言います。

「自動車はガソリンがないと動きません」

「人間が動くのも同じことですよね。妹さんにはガス欠ランプがついてるんじゃないかな」

「だから、妹さんには、動くには車のようにガソリンが必要だって言ってあげればいいと思う」

「とくに今はハイオクガソリンが必要だって」

 なるほど、MYさんの言うのはいつも分かりやすくて説得力があります。まさにその通りです。

(つづく)

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